ロシア報道官 トランプ大統領のインドへ関税引き上げに反発 2025年8月6日 5時22分 アメリカ アメリカのトランプ大統領がロシアにウクライナとの停戦に応じるよう迫り、ロシアから原油を購入するインドへの関税を大幅に引き上げるとして圧力を強めていることに対し、ロシア大統領府の報道官は「脅迫だ」と強く反発しました。 アメリカのトランプ大統領はみずから設定した今月8日の期限までにロシアがウクライナとの停戦に応じなければロシア製品を購入する国々に2次関税を課すとして4日、SNSでロシアから原油を購入するインドへの関税を大幅に引き上げる考えを示しました。 これに対し、ロシア大統領府のペスコフ報道官は5日、「多くの発言は実際、脅迫だ。そのような発言は正当なものとは考えていない。主権国家は貿易相手国をみずから選ぶ権利がある」と述べて強く反発しました。 原油はロシアの経済や財政を支える主要な輸出品で、ヨーロッパ向けの輸出は制裁措置で激減する一方、中国とインドは購入を続け、フィンランドのNPOは中国とインドの2か国向けでロシアの原油輸出全体の8割以上を占めていると分析しています。 トランプ大統領は5日には経済チャンネルCNBCのインタビューでインドへの関税について「今後24時間で関税率を大幅に引き上げる」と述べて圧力を強めていますが、ロシアとともにインドも反発を強め「あらゆる必要な措置を講じる」としていて、インドの出方も注目されます。