アメリカのトランプ大統領は、今月8日に辞任するFRB=連邦準備制度理事会の理事の後任人事を近く発表する意向を明らかにしました。FRBの議長は理事の中から選任されるため、後任の理事が次期議長に就任する可能性があり、トランプ大統領の判断が注目されます。

アメリカのFRBは1日、クグラー理事が任期途中の今月8日に辞任すると発表しました。

FRBは辞任の明確な理由は示さず、以前在籍していた大学の教職に戻るとしています。

クグラー理事の後任についてトランプ大統領は3日、記者団に対して、「複数の候補者が頭にある。おそらく数日以内に発表する」と述べ、後任人事を近く発表する意向を明らかにしました。

後任の理事は、トランプ大統領の指名後、議会上院の承認をへて就任します。

FRBの議長は、理事の中から選任されるため、後任の理事が次期議長に就任する可能性があります。

パウエル議長と金融政策をめぐって激しく対立するトランプ大統領が後任の理事に誰を選ぶのか判断が注目されます。

また、トランプ大統領は、1日に発表された雇用統計で過去の就業者数に関するデータが大幅に下方修正されたことについて政治的に操作されたと一方的に主張して、労働省の担当局長を解任しましたが、担当局長の後任も数日以内に公表する考えを明らかにしました。