
トカラ列島近海で活発な地震活動が続く中、鹿児島県十島村では6日から7日にかけて震度5強や5弱の強い揺れを観測する地震が相次いで発生しました。気象庁は、当面、最大震度6弱程度の地震に注意するよう呼びかけています。
鹿児島県のトカラ列島の悪石島や小宝島付近では、先月21日から地震活動が活発になり、これまでに悪石島で最大震度6弱の揺れを観測したほか、6日午後2時1分ごろと2時7分ごろにマグニチュード4.9と5.5の地震が起き、いずれも悪石島で震度5強の揺れを観測しました。
その後、7日午前0時12分ごろにはマグニチュード5.1の地震で悪石島で震度5弱の揺れを観測しています。
この地域では2023年や2021年にも活発な地震活動がありましたが、今回は震度1以上の揺れを観測する地震の回数が7日午前4時の時点で1578回にのぼり、過去のケースを大きく上回っています。
気象庁は、震源が浅く、観測点に近いと震度が大きくなるとして、当面、最大震度6弱程度の地震に注意するよう呼びかけています。
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