
天皇皇后両陛下 モンゴル公式訪問へ 専用機で羽田空港を出発
天皇皇后両陛下は、モンゴルを公式訪問するため、6日午前、政府専用機で羽田空港を出発されました。
両陛下は、午前10時半すぎに車で羽田空港に到着し、秋篠宮ご夫妻などとあいさつを交わされました。
そして、政府専用機に乗り込み、モンゴルに向けて出発されました。
天皇皇后のモンゴル訪問は初めてで、おふたりは、午後、モンゴルの首都ウランバートルに到着されます。
両陛下は、8日、国賓として歓迎式典に臨んだあと、フレルスフ大統領夫妻と会見し、夜には宿泊先のホテルで歓迎の晩さん会に臨まれます。
また、この日の午後には、敗戦後旧ソビエトによって抑留されてモンゴルに送られ過酷な労働などのため命を落とした日本人の慰霊碑を訪ね、犠牲者の霊を慰められます。
滞在中は、モンゴルの歴史や文化に触れ人々と交流するほか、日程の終盤には、弓や競馬などの腕前を競う国民的なスポーツの祭典「ナーダム」の開会式に出席し、競技をご覧になります。
さらに、広大な草原があり希少な馬の保護区になっている国立公園を視察し、13日に帰国される予定です。