5日午後、徳島県上勝町を流れる川で18歳の男性と42歳の男性が溺れ、病院に運ばれましたがその後、死亡が確認されました。警察によりますと、2人は当時、グループで川遊びに来ていて、溺れそうになった人を助けようと川に入ったとみられ、警察が詳しい状況を調べています。
5日午後2時ごろ、徳島県上勝町にある月ヶ谷温泉近くを流れる勝浦川で「溺れている人がいる」と町役場に通報がありました。
警察と消防が駆けつけたところ、県内に住む18歳の男性と42歳の男性が川の中から見つかり救助されて病院に運ばれましたが、およそ2時間後にいずれも死亡が確認されました。
警察によりますと、2人は県内にある障害児の支援施設の関係者で、42歳の男性は施設の職員で、18歳の男性は施設の元利用者だということです。
5日は施設の行事で職員や利用者など10人余りで川遊びに来ていて、当時2人は施設の10代の利用者が溺れそうになったため、助けようと川に入ったということです。
溺れそうになった利用者は無事だということです。
警察は一緒に川遊びをしていた人から話を聞くなどして、当時の詳しい状況を調べています。