先月、岐阜県中津川市の中央自動車道で逆走した車がほかの車と正面衝突し、2人がけがをした事故で、警察は逆走した車の99歳のドライバーを過失運転傷害の疑いで書類送検しました。調べに対し走行中に道に迷ったという趣旨の供述をしているということです。
先月11日、岐阜県中津川市の中央自動車道、下り線の恵那山トンネルで、軽乗用車が逆走してほかの車と正面衝突し、双方の車を運転していた2人がけがをしました。
警察によりますと、軽乗用車は長野県の園原インターチェンジで通行券を取らずにバーを車で押して中央道の下り線に入り、恵那山トンネルを出たあと、タイヤチェーンの着脱場でUターンし、来た道を戻る形で逆走したということです。
警察は現場で当時の状況を確認するなど捜査を進め、18日、逆走した車の長野県阿南町の99歳のドライバーを過失運転傷害の疑いで書類送検しました。
警察によりますと調べに対し容疑を認め、走行中に道に迷ったという趣旨の供述をしているということです。