18日の東京株式市場、17日のニューヨーク市場で主要な2つの株価指数が最高値を更新した流れを受けて買い注文が入り、日経平均株価は取引時間中としては2週間ぶりに一時、4万円台を回復しました。

17日のニューヨーク株式市場では、この日発表されたアメリカの小売業の売上高が市場の予想を上回ったことが好感され、ハイテク関連銘柄が多いナスダックの株価指数と、多くの機関投資家が運用の指標としているS&P500の株価指数がそれぞれ最高値を更新しました。

この流れを受けて東京市場でも取り引き開始直後から買い注文が入り、日経平均株価は取引時間中としては今月4日以来、2週間ぶりに一時、4万円台を回復しました。

市場関係者は「アメリカの景気に対する楽観的な見方や企業決算への期待感から半導体関連の銘柄などに買い注文が入っている。一方、参議院選挙の結果を見極めたいと積極的な取り引きを控える投資家もいて、値動きは小幅になっている」と話しています。