G20=主要20か国の財務相・中央銀行総裁会議が、日本時間の17日、南アフリカで開幕します。アメリカのトランプ政権が各国に対する関税を引き上げるとしている時期が間近に迫る中での開催となり、先行きの不確実性に直面する世界経済の安定に向けて、G20の協調が問われる会議となります。

G20の財務相・中央銀行総裁会議は、南アフリカで日本時間の17日午後から2日間の日程で開かれ、日本からは加藤財務大臣や日銀の清水理事が出席します。

今回の会合では、世界経済の現状とリスクや途上国の債務問題、それに国際的な課税のルール作りなどについて意見が交わされる見通しです。

とりわけ世界経済をめぐっては、アメリカのトランプ政権が日本を含めた各国と関税交渉を続ける中、8月1日から各国に対する関税を引き上げると表明していて、実際に発動されれば、各国の輸出や生産、サプライチェーンなど影響は広範囲に及ぶおそれがあります。

さらに中東情勢やウクライナ情勢など地政学リスクも重なり、世界経済は先行きの不確実性に直面しています。

こうした状況にアメリカ、中国、ロシアなど各国間で立場の違いや意見の隔たりも大きくなっていて、今回のG20は世界経済の安定に向けて協調姿勢が問われる会議となります。