大リーグ、オリオールズの菅野智之投手がヤンキース戦でレギュラーシーズン最後の先発登板に臨み、5回途中4失点で負け投手となり今シーズン10敗目を喫しました。

アメリカンリーグ東部地区で最下位のオリオールズはレギュラーシーズン残り2試合となった27日、相手の本拠地ニューヨークで同地区で優勝争いをしているヤンキースと対戦し、10勝をあげている菅野投手が中6日で先発登板しました。

菅野投手は1回、2アウトからジャッジ選手にアウトコースの変化球を左中間に運ばれて53号のソロホームランで先制を許すと、2回にもソロホームラン2本で追加点を奪われました。

その後はコーナーを丁寧につくピッチングで持ち直し、3回と4回は追加点を許しませんでしたが、5回、先頭にヒットを打たれ1アウト一塁となったところでマウンドを降りました。

代わったピッチャーがタイムリーヒットを打たれるなどこの回、追加点を許したため、菅野投手は5回途中4失点となりました。

球数は73球、三振3つを奪い、打たれたヒットはホームラン3本を含む5本でした。

オリオールズは1対6で敗れ菅野投手はレギュラーシーズンの最後の先発登板で10敗目を喫しました。

菅野投手は今シーズン、プロ野球の巨人から大リーグに移籍し、1年目で30試合に先発登板して10勝10敗、防御率4.64の成績でした。