プロ野球 阪神が“最も早い”セ・リーグ優勝決定 2025年9月7日 22時14分 #プロ野球 プロ野球、阪神は7日夜、広島との試合に2対0で勝って、2年ぶり7回目のセ・リーグ優勝を果たしました。9月7日の優勝決定は2リーグ制となった1950年以降で最も早い日にちとなりました。 優勝へのマジックナンバーを「1」としていた首位の阪神は、勝てば優勝が決まる状況で今夜、甲子園球場で5位の広島と対戦しました。 試合は2回、5番・大山悠輔選手のツーベースヒットなどでノーアウト一塁三塁のチャンスをつくり、7番・高寺望夢選手が犠牲フライを打って先制しました。 5回、先発の才木浩人投手の先頭打者への初球が頭部へのデッドボールとなり、審判から危険球と宣告されて退場となりましたが、緊急登板となった2人目の湯浅京己投手が後続を抑えてピンチを切り抜けました。 その後も桐敷拓馬投手、及川雅貴投手、石井大智投手とリリーフ陣が無失点でつなぎ、9回は岩崎優投手が3人で抑えて阪神が2対0で勝ち、2年ぶり7回目のセ・リーグ優勝を果たしました。 9月7日の優勝決定は2リーグ制となった1950年以降で最も早い日にちとなりました。 阪神の藤川球児監督は監督として1年目での優勝となり、ことし球団創設から90年を迎える阪神では初の快挙となりました。 藤川監督を選手たちが5回胴上げ リーグ優勝を決めた直後、阪神の選手たちは一斉に9回を3人で抑えた岩崎優投手のいるマウンドへと駆け寄っていきました。 そして、藤川球児監督を5回胴上げし、球場を埋め尽くしたファンとともに喜びを分かち合いました。 その後、選手会長の中野拓夢選手も藤川監督と抱き合ったあと、チームメートに胴上げされていて、スタンドからは大歓声と大きな拍手が送られていました。 藤川監督「選手たちが強いわ」 阪神の藤川監督は試合後のインタビューの冒頭「選手たちが強いわ」とほっとしたような表情で話した上で「ファンの皆様を代表して、みんなに胴上げしていただいているような気持ちでした。本当に皆さんの応援があってここまで来ました。最高の気持ちです」と喜びを述べました。 そして「ペナントを取る、その1チームだけがチャンピオンなので、われわれがリーグチャンピオンです。この絶対消えない誇りを胸にみんなで戦っていきます」と誇らしげな笑顔で話していました。 バース氏「“勝てない阪神”から“常勝阪神”に」…