トランプ大統領 “ガザ合意がまとまりそう”と発言も詳細不明

トランプ大統領

アメリカのトランプ大統領は、イスラエル軍が攻勢を強めるパレスチナのガザ地区をめぐって「合意がまとまりそうだ」と述べました。停戦につながる合意だとしていますが、詳しい内容は明らかになっていません。

トランプ大統領はホワイトハウスで26日、記者団に対して「ガザでの合意がまとまりそうだ。人質を解放し、戦争を終わらせる合意になるだろう」と述べました。合意の内容や、詳しい経緯には触れませんでした。

トランプ大統領は今週、国連総会にあわせてニューヨークでアラブ諸国などとの会議を開き、ウィトコフ中東担当特使によりますと、この場で21項目の計画を示したということです。

アメリカのニュースサイト「アクシオス」は、項目には
▽すべての人質の解放
▽ガザ地区からのイスラエル軍の段階的な撤退
▽イスラム組織ハマスを排除した形でのガザ地区の統治計画
などが含まれていると報じています。

トランプ大統領は来週、アメリカを訪れているイスラエルのネタニヤフ首相と会談する見通しで、この計画についても意見を交わすものとみられます。