しょうゆさしで持ち込んだ睡眠薬 女性に飲ませわいせつか

東京都

東京都内の飲食店で、睡眠薬を入れた酒をマッチングアプリで知り合った女性に飲ませわいせつな行為をしたなどとして45歳の男の容疑者が逮捕されました。
睡眠薬は溶かしやすいように小さなしょうゆさしにいれて持ち込んだとみられ、警察は詳しいいきさつを調べています。

逮捕されたのは、千葉県柏市の無職、岡陽介容疑者(45)です。

警視庁によりますと、5月4日の夜、東京・新宿区の飲食店でマッチングアプリで知り合った20代の女性に、睡眠薬を飲ませて意識をもうろうとさせ、個室のある別のバーに移動させたうえで、およそ1時間にわたって体を触るなどのわいせつな行為をした疑いがもたれています。

意識を回復した女性が警視庁に相談したところ、女性から睡眠薬の成分が検出され被害に遭っていたことがわかったということです。

容疑者は、自分が処方されたカプセル状の睡眠薬を、弁当などについている小さなしょうゆさしに入れて液体で溶かしたうえで、女性がトイレに行っている隙に酒に混ぜて飲ませたとみられ、警察は詳しいいきさつを調べています。

容疑者は、調べに対し、「体を触ったことは間違いないが睡眠薬はそのために飲ませたわけではない」などと容疑を一部、否認しているということです。