乾燥大麻所持したとして逮捕・起訴の俳優 清水尋也被告が保釈

事件

乾燥大麻を所持したとして逮捕・起訴された俳優の清水尋也被告が24日夜、保釈されました。

保釈された俳優の清水尋也被告（26）は24日午後7時すぎ、東京湾岸警察署を出て、集まった報道関係者に「このたびは申し訳ございませんでした」と述べて頭を下げました。

そして、「今回、私の行為によって多くの方々にご心配、ご迷惑をおかけしてしまったこと、深くおわび申し上げます。私の俳優としての未来に期待してくださっていた関係者やファンの皆様を裏切る結果となってしまったこと、心から反省しております。このたびは本当に申し訳ございませんでした」などと述べ、改めて10秒ほど頭を下げていました。

被告は今月3日、乾燥大麻およそ0.4グラムを都内の自宅で所持したとして逮捕され、22日、麻薬取締法違反の罪で起訴されました。

被告の弁護士からの保釈請求を受けて、東京地方裁判所が認める決定をしたあと、200万円の保釈金が納付されたということです。

検察は認否を明らかにしていませんが、警視庁によりますと逮捕後の調べに対し、容疑を認めたうえで、「20歳の頃、語学留学でロサンゼルスに行った時に大麻を初めて吸い、日本ではことしに入ってからは月に数回のペースで吸っていた。私は俳優という立場があったので、自分で購入できず、友人に頼んで購入してもらっていた」などと供述していたということです。

この事件では、いずれも被告の自宅で一緒に乾燥大麻を所持していたとして、俳優の遠藤健慎容疑者（24）と大麻を購入していたとみられる友人の20代の男の容疑者も麻薬取締法違反の疑いで逮捕されています。