国連総会にあわせて、G7=主要7か国の外相会合が行われ、岩屋外務大臣は、今回のタイミングではパレスチナの国家承認を見送るとする日本政府の立場に理解を求めました。

G7の外相会合は、日本時間の23日午前、アメリカ・ニューヨークで行われ、日本から岩屋外務大臣が出席しました。

この中で岩屋大臣は、イスラエルとパレスチナの「2国家解決」という目標に、一歩でも近づくような現実的で積極的な役割を果たしたいとして、今回のタイミングではパレスチナの国家承認を見送るとする日本政府の立場を説明し、各国の理解を求めました。

また、パレスチナのガザ地区やヨルダン川西岸地区の人道状況の改善に向けて、G7の結束が重要だとして、協力して対応していく考えを伝えました。