パレスチナの国家承認相次ぐ イスラエル首相は強く反発

イスラエル・パレスチナ

イギリスやカナダなど4か国が、21日に相次いでパレスチナを国家として承認したことについて、イスラエルのネタニヤフ首相は「パレスチナ国家が樹立されることはない」などと強く反発していて、ガザ地区への軍事作戦が続く中、犠牲者のさらなる増加が懸念されています。

パレスチナをめぐっては、21日にイギリス、カナダなど4か国が相次いで国家として承認した一方、イスラエル側は、イスラム組織ハマスを利するだけだなどと強く反発し、ネタニヤフ首相も「パレスチナ国家が樹立されることはない」と強調しました。

ネタニヤフ首相は、ガザ地区への軍事作戦を継続する姿勢を示していて、イスラエル軍は21日、ガザ地区最大の都市、ガザ市で地上作戦を展開する新たな部隊を投入したと発表しました。

中東の衛星テレビ局アルジャジーラによりますと、イスラエル軍の攻撃でガザ地区では、22日の早朝からこれまでに15人が死亡したということです。

一方、ニューヨークの国連本部では22日、フランスとサウジアラビアが主導して、イスラエルとパレスチナとの「2国家共存」による和平を推進する会議が開かれることになっていて、国際社会としてイスラエルに圧力をかけ、犠牲者の増加に歯止めをかけることができるかが焦点です。