19日午前、東京 江戸川区の路上で、30代の会社社長が2人組に催涙スプレーのようなものを吹きかけられて目の痛みを訴え、病院に搬送されました。社長は、銀行で現金を引き出して会社に戻る途中に現金を奪われそうになったということで、警視庁は強盗未遂事件として逃げた2人組の行方を捜査しています。

警視庁によりますと、19日午前10時半ごろ、江戸川区西瑞江の路上で「社長が会社の前で何者かにスプレーをかけられた」などと110番通報がありました。

近くの会社の社長で30代の男性が、銀行で現金を引き出し紙袋に入れて持ち歩いていたところ、後ろから声をかけられ、突然、2人組に催涙スプレーのようなものを吹きかけられて紙袋を奪われそうになったということです。

男性が抵抗したため、2人組は何も奪わずに逃走したということで、警視庁は強盗未遂事件として行方を捜査しています。

男性は目の痛みを訴えて病院に搬送され、症状は軽いということです。

2人組はいずれも
▽年齢が若いとみられ、
▽身長1メートル70センチくらい、
▽やせ型で黒髪、
▽黒い半袖やTシャツ、ハーフパンツを着用し、
▽サングラスをかけていて、
1人は白いマスクをしていたということです。

現場は、都営新宿線の一之江駅から南におよそ250メートル離れた住宅が建ち並ぶ地域です。