17日午後、自衛隊のF35A戦闘機2機が青森市の青森空港に緊急着陸し、滑走路が一時閉鎖されて空港を発着する複数の民間機に遅れが出ました。
航空自衛隊三沢基地によりますと、17日午後1時前、三沢基地に所属するF35A戦闘機2機が青森空港に緊急着陸しました。
戦闘機にはパイロットがそれぞれ1人乗っていましたが、いずれもけがはありませんでした。
県によりますと、1機目が着陸した直後の午後0時44分に滑走路を閉鎖しましたが、安全が確認されたため、12分後には閉鎖を解除したということです。
この影響で、青森空港を発着する2便に最大で20分の遅れが出ました。
自衛隊によりますと、緊急着陸した2機のうち、はじめに着陸した1機で何らかのトラブルが発生し、もう1機は安全を確保するために一緒に着陸したということです。
航空自衛隊三沢基地はトラブルの詳しい内容や原因は確認中だとしたうえで「隊員を現地に送り、故障の状況を確認して整備を終えたら速やかに帰投する」としています。