大阪市消防局職員を逮捕 酒気帯び運転で衝突か 女性意識不明

事故

12日昼すぎ、兵庫県宝塚市の市道で大型バイクが転倒し、警察は酒を飲んで運転したとして、大阪市消防局の職員を逮捕しました。近くでは80代の女性が倒れて意識不明の重体になっていて、警察は大型バイクが女性と衝突した疑いがあるとみて、詳しい状況を調べています。

12日正午すぎ、宝塚市山本南の市道で、通行人から「人が倒れている」と消防に通報がありました。

警察によりますと現場では大型バイクが横倒しになっていて、近くで80代の女性が倒れていたということで、女性は病院に運ばれましたが意識不明の重体になっています。

大型バイクを運転していたのは大阪市北消防署の消防司令補久徳英樹 容疑者(53)で、呼気から基準値を上回るアルコールが検出されたため、警察は酒気帯び運転の疑いで逮捕しました。

警察は現場の状況から、大型バイクが女性と衝突した疑いがあるとみて詳しい状況を調べています。

警察の調べに対し、久徳消防司令補は「酒を飲んでバイクを運転していたことは間違いないが、女性をよけて接触はしていない」と供述しているということです。

大阪市消防局は「今後このようなことがないよう再発防止の徹底に取り組んでまいります」とコメントしています。