両陛下と愛子さま きょう長崎で被爆者暮らす養護ホーム訪問

皇室

長崎県を訪れている天皇皇后両陛下と長女の愛子さまは12日、長崎市の平和公園で戦没者を慰霊するとともに、被爆者と懇談されました。13日は被爆したお年寄りたちが暮らす市内の養護ホームを訪問し、入所者と懇談されます。

天皇ご一家は12日午後、長崎市の平和公園を訪れ、原爆死没者名簿が納められた奉安箱の前で一礼したあと、花を供えて犠牲者の霊を慰められました。

続いて長崎原爆資料館で81歳から101歳の4人の被爆者や、本人に代わって被爆体験を語り継ぐ20歳の伝承者2人と懇談されました。

初日の日程を終えた両陛下は12日夜、側近を通じて、「原爆投下により、犠牲となられた方々に哀悼の意を表するとともに、これまでの長崎の人々の苦難を思い、平和への思いを新たにしました」と感想を述べられました。

そして、「被爆された方々のお話を伺い、みなさんが経験された苦難の一端に触れ、そのご苦労をしのぶとともに、みなさんがこれまでのつらい体験を自ら語ることを通じて、平和の大切さを伝えておられることに深い敬意を抱きました」と述べられました。

若い世代の伝承者の活動については、「被爆された方々のご苦労を次の世代に語り継いでいくことは大変意義深いことと思いました」と触れられました。

そのうえで、「初めて長崎県を訪れた愛子も、改めて原爆被害の実相を肌で感じるとともに、苦難を乗り越えてこられた長崎の人々の強い平和希求の思いを深く心に刻んでいます」と述べられました。

ご一家は13日、高齢の被爆者が暮らす市内の養護ホームを訪問して、入所者と懇談されます。

愛子さまはその後東京に戻られ、両陛下は14日、佐世保市で「国民文化祭」と「全国障害者芸術・文化祭」の開会式に臨まれます。