中谷防衛相 訪問先の韓国で国防相と会談 日米韓の連携で一致

安全保障

日本の防衛大臣として10年ぶりに韓国を訪問した中谷防衛大臣は、8日アン・ギュベク(安圭伯)国防相と会談しました。
北朝鮮が核・ミサイル開発を続け、ロシアと軍事協力を深めていることを踏まえ、日韓両国やアメリカを含めた3か国で引き続き連携していくことで一致しました。

会談はおよそ40分間行われ、北朝鮮が核・ミサイル開発を続け、ロシアと軍事協力を深めていることを踏まえ、日韓両国やアメリカを含めた3か国で引き続き連携していくことで一致しました。

また、AIや無人システム、それに宇宙など先端分野でも相互互恵的な協力の可能性を模索していくことを確認しました。

そして、大臣の相互訪問など両国の防衛当局間の交流をさらに活発化させることでも一致しました。

中谷大臣は9日、安全保障関係の国際会議で講演し、地域の安全保障環境が厳しさを増す中、価値を共有する国どうしが防衛協力を強化する重要性などを訴えることにしています。