
プロ野球、セ・リーグの阪神は6日夜、広島に勝って優勝へのマジックナンバーを「1」とし、2年ぶり7回目のリーグ優勝に王手をかけました。早ければ7日にも優勝が決まります。

阪神は優勝へのマジックナンバーを「3」として迎えた6日夜の広島戦、主軸の佐藤輝明選手や森下翔太選手がタイムリーヒットを打つなど打線がつながり、投げては6人の投手リレーで広島打線を1点に抑えて4対1で勝ちました。
一方、マジックナンバーの対象チームとなっていた3位のDeNAがヤクルトに敗れ、マジックナンバーは2つ減って「1」となりました。
この結果▽阪神は7日夜、甲子園球場で行われる広島との試合で勝てば2年ぶり7回目のセ・リーグ優勝が決まります。
▽阪神が引き分けた場合は2位の巨人が引き分けか負けた場合に▽阪神が負けても巨人が負けたうえでDeNAが引き分けか負けると優勝が決まります。

7日に優勝が決まれば、2リーグ制となった1950年以降で最も早い日にちでの優勝決定となります。
7日の試合にはここまでリーグ最多に並ぶ12勝を挙げている、9年目の才木浩人投手が先発します。
6日夜の試合後、藤川球児監督は「長い人生の中で何度も訪れることのない1日になりますから、どんな1日になるでしょうか」と話していました。