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相次ぐ在日米軍兵士の性暴力事件 米国防総省が対策など調査へ

基地問題

沖縄でアメリカ軍兵士による性暴力事件が相次ぐ中、在日アメリカ軍が行っている性暴力を防ぐための対策などについて、アメリカ国防総省が調査を開始することがわかりました。

沖縄ではおととし、アメリカ空軍の兵士が面識のない少女に性的暴行を加えたとして1審で実刑判決を受けたほか、ことしに入ってからも海兵隊員が基地内で日本人従業員の女性に性的暴行を加えたとして起訴されるなど、軍関係者による性暴力事件が相次いでいます。

アメリカ国防総省で内部監査を行う監察総監室は、9月2日付けで、在日アメリカ軍の人員による性暴力などを防ぐための対策などについて、調査を開始するという通知を出しました。

調査は海兵隊や海軍などの軍や基地が設けている指針がどの程度順守されているかを評価することが目的で、日本人が被害者となる事件を起こした兵士について、職務の遂行状況や犯罪歴などを検証するとしています。

調査は、海兵隊の司令部がある沖縄のキャンプ・コートニーのほか、東京の横田基地や神奈川の横須賀基地など各地で行われます。

アメリカ軍は、沖縄で性暴力事件が起きるたびに酒を提供する場所への立ち入り制限やパトロールの強化など再発防止策をとっていますが、事件が後を絶たない状況が続いています。

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