大リーグ、ドジャースは、大谷翔平選手が体調不良のため、3日のパイレーツ戦で予定されていた先発ピッチャーから外れ、1番・指名打者で出場すると発表しました。

ドジャースは3日、相手の本拠地ピッツバーグで行われるパイレーツ戦を前に先発メンバーを発表し、中6日での先発登板が予定されていた大谷選手が先発ピッチャーから外れ、1番・指名打者での出場となりました。

ロバーツ監督は試合前の取材で、大谷選手が登板を回避した理由について「前日から体調が悪く、キャッチボールも気分がすぐれずに途中で切り上げた。試合で投げる負担を考えるとリスクが大きいと判断した」と説明しました。

せきや鼻づまりなどの症状があり、チーム内には大谷選手以外にも体調がすぐれない選手がいるということです。

ロバーツ監督は「本人に打てるかと聞いたら『打てる』という返事だったので、打者では出場する」と話した上で、大谷選手の次回の登板は5日から始まるオリオールズ3連戦を予定していることを明らかにしました。

大谷選手はことし6月に2シーズンぶりに投打の二刀流として復帰し、8月27日の前回登板では初めて5回を投げて1失点と好投し、復帰後初勝利をあげていました。

3日の試合には、大谷選手に代わって、ここまで5勝をあげているシーアン投手が先発します。