
サッカー日本代表 強化試合初戦のメキシコ戦へ調整スタート
強化試合のため、アメリカに遠征しているサッカー日本代表は2日、メンバー全員が現地にそろい、初戦のメキシコ戦に向けた本格的な調整がスタートしました。

日本代表は来年のワールドカップに向けたチーム作りの一環として、アメリカに遠征していて、現地時間の6日に世界13位のメキシコと、9日に世界15位の地元、アメリカと強化試合を行います。
チームは2日、カリフォルニア州のサンフランシスコ近郊で練習を行い、イングランドプレミアリーグ、クリスタルパレスの鎌田大地選手など追加招集された3人を含む、メンバー27人全員が顔をそろえました。
現地は日中でも気温20度ほどと過ごしやすく、選手たちはランニングなどで体をほぐしたあと、攻守の連係を確認し、キャプテンの遠藤航選手や久保建英選手などが近い距離でパスをつないで、攻撃を組み立てていました。
この日は1時間ほどの軽めの調整となり、遠藤選手は「これからはいよいよワールドカップに向けてスイッチを入れないといけない。厳しいメンバー争いがチームの強化にもつながっていく」と話していました。
伊東純也「今回はしっかり勝ちたい」
伊東純也選手は、「アメリカはヨーロッパに比べると暖かいという印象がある。メキシコはテクニックがあるし、球際もすごく強い。前回の対戦では負けているので、今回はしっかり勝ちたい。アジアの相手よりも守備に時間を割く場面が多いと思うので、耐えながら、攻撃につなげていきたい」と話していました。
久保建英「『日本代表は強い』と思わせたい」
久保建英選手は、「みんなが合流してそろったのでここから頑張りたい。アメリカは涼しくて気持ちいい。メキシコは球際が強くて、アルゼンチンなど南米のチームに似ている印象がある。ものすごくハードワークをしてくるので、しっかり戦って『日本代表は強い』と思わせたい」と話していました。