
ウクライナ 停戦後の安全保証めぐり有志連合首脳らが協議へ
ロシアとの停戦後に、ウクライナの安全をどのように保証するか、有志連合の首脳らが話し合う会合が9月4日に開かれます。ゼレンスキー大統領は、軍の強化やNATO=北大西洋条約機構との協力などを求めていて、協議の行方が注目されます。
フランス大統領府によりますと、停戦後のウクライナの安全を保証するため、部隊を派遣するなどの支援を検討する有志連合の首脳会合を9月4日、パリで開催するということです。
会合には、ウクライナのゼレンスキー大統領も参加し、8月18日にアメリカのトランプ大統領などとの間で行われた会合以降の動きやロシア側の対応について協議するということです。
ゼレンスキー大統領は8月29日、安全の保証の主な項目として、資金面を含めた軍の強化、NATOとの協力、それに、ロシアへの制裁の3つを挙げ、ヨーロッパ各国などと首脳レベルで協議したいという考えを示しています。
マクロン大統領は1日、SNSに投稿し、パリでの会合に向け、NATOのルッテ事務総長と会談したことを明らかにした上で、NATOとも連携しながらウクライナに対する強固な安全の保証を確保するため取り組んでいく考えを改めて強調しました。