
ことし1月から6月までの上半期に生まれた子どもの数は速報値で33万9000人余りと、去年の同じ時期と比べて1万人余り減少したことが厚生労働省の調査でわかりました。国が統計を開始して以降最も少なくなっていて、少子化に歯止めがかからない状況となっています。
厚生労働省が公表した人口動態統計の速報値によりますと、ことし1月から6月までの上半期に生まれた子どもの数は外国人を含めて33万9280人でした。
去年の同じ時期と比べて1万794人、率にして3.1%の減少となり、国が統計を開始した1969年以降で最も少なくなりました。
10年前の2015年からはおよそ3割減少しています。
去年1年間に生まれた日本人の子どもの数は、68万6000人余りで過去最少となりました。
今回の上半期の速報値を単純に2倍してもこれを下回ることになり、今のペースのまま減少すれば、ことし1年間の出生数は過去最少となる可能性があります。
また、上半期の結婚の件数は去年の同じ時期より9952組減少し、23万8561組でした。
厚生労働省は、「若年人口の減少や晩婚化、晩産化が進むなかで、急速な少子化に歯止めがかからない危機的な状況となっている。引き続き関係省庁とも連携しながら、少子化対策に取り組んでいきたい」としています。