「再生の道」石丸伸二氏 代表退任の意向 来月中旬に代表選考会
政治団体「再生の道」の石丸伸二代表は27日、都内で記者会見し、来月中旬に代表選考会を開き、自身は代表を退任する意向を示しました。
石丸氏は27日、都内で記者会見し、来月15日に党の代表選考会を開くことを発表しました。
代表選考会は都議会議員選挙と参議院選挙の候補者の中から立候補を募り、選考するということです。
そのうえで、新代表が就任する来月16日付けで自身は代表を退く意向を示しました。
石丸氏は「選挙の前後で代表を交代するとしていて、当初のスケジュールどおりのことで党を属人的なものにしないためだ」と述べました。
また、今後、党の運営には関わらないとした一方で「個人的には求められれば応援する。これからもなんらかの方法で政治には関与し続ける気持ちでいる」と述べました。
さらに、次の東京都知事選挙について、再び立候補する意向があるか問われたのに対して「有力な選択肢の一つだ」と述べました。
「再生の道」は石丸氏が代表となってことし1月に設立され、6月の都議会議員選挙、続く、7月の参議院選挙で候補者を擁立しましたが、いずれも議席を獲得することはできませんでした。