
9月に入った1日も各地で気温が上がり、関東甲信と東海、北陸、近畿では危険な暑さが予想されています。引き続き熱中症への対策を徹底してください。
きょうの気温 熱中症に関する情報はNHKニュース・防災アプリで
猛暑から命を守るためにはどうすればいいのか。離れて暮らす家族や、大切な人を守るため「NHK ニュース・防災アプリ」で、熱中症に関する情報をご確認ください。

気象庁によりますと、31日は8月の最終日にもかかわらず、名古屋市で最高気温が40度ちょうどを観測し、国内での40度以上はことし9日目となって記録を更新しました。
1日も東日本と西日本を中心に高気圧に覆われて晴れ暑さが続く見込みで、日中の最高気温は
▽埼玉県熊谷市や名古屋市、富山市、兵庫県豊岡市、京都府舞鶴市で38度と危険な暑さが見込まれるほか、
▽さいたま市や岡山市、福井市、大分県日田市、岐阜市、山形市で37度
▽東京の都心や長野市、新潟市、福島市、大阪市、松山市で36度と各地で猛暑日が予想されています。
35都府県で熱中症警戒アラート
東北から沖縄にかけての35の都府県では、1日、熱中症の危険性が極めて高くなるとして、熱中症警戒アラートが発表されています。
▽山形県▽福島県▽茨城県▽群馬県▽埼玉県
▽東京23区と多摩地域▽千葉県▽神奈川県▽山梨県▽静岡県
▽愛知県▽三重県▽新潟県▽富山県▽石川県
▽福井県▽滋賀県▽京都府▽兵庫県▽和歌山県
▽広島県▽島根県▽鳥取県▽徳島県▽香川県
▽愛媛県▽高知県▽福岡県▽大分県▽長崎県
▽佐賀県▽熊本県▽宮崎県▽奄美地方を除く鹿児島県▽沖縄県の沖縄本島地方

エアコンを適切に使用するなど涼しい環境で過ごすほか、水分や塩分を補給するとともに、屋外の作業ではこまめに休憩をとるなど、熱中症への対策を徹底してください。
北日本 大気不安定の見込み 局地的に非常に激しい雨おそれ
一方、前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込む影響で、北日本では2日にかけて大気の状態が非常に不安定になる見込みで、局地的に雷を伴って非常に激しい雨が降るおそれがあります。
2日朝までの24時間に降る雨の量はいずれも多いところで
▽北海道で120ミリ、▽東北で100ミリ、
3日朝までの24時間には▽東北で120ミリと予想されています。
土砂災害や低い土地の浸水、川の増水や氾濫に警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうにも注意してください。