ことし7月と8月に全国の山で遭難した人が917人にのぼり、最も多くなったことが警察庁のまとめでわかりました。警察庁は秋の行楽シーズンに登山する人が増えることから、天候や体力などを考慮し、安全な計画を立てるよう呼びかけています。
警察庁によりますと、7月と8月に全国の山で遭難した人は917人と去年から181人増え、統計が残る1968年以降、最も多くなりました。
このうち、死者は48人で、行方不明者は6人でした。
遭難した人の年代別の内訳をみると、
▽50代が190人
▽60代が199人
▽70代が166人
と、50代から70代が全体の60%余りを占めています。
遭難した要因については、
▽もっとも多いのは「転倒」で216人
▽「道迷い」が171人
▽そのほか「病気」や「滑落」「疲労」などとなっています。
遭難した人の多くは、天候の確認を怠っていたり、極端に軽装だったりと、登山に関する基本的な知識や経験が不足していたということです。
警察庁は、秋の行楽シーズンに登山する人が増えることから、通信機器などの装備を万全に整え、天候や体力などを考慮して安全な計画を立てるよう呼びかけています。