秋篠宮ご夫妻の長男の悠仁さまは6日、成年式の儀式を終えられました。今後も成年式に伴う行事は続き、悠仁さまは伊勢神宮への参拝のため、7日、三重県に入られます。

悠仁さまは6日、皇室で40年ぶりとなる男性皇族の「成年式」に臨まれました。

皇居・宮殿で中心的な儀式の加冠の儀に臨まれ、天皇皇后両陛下や秋篠宮ご夫妻が見守られる中、天皇ご一家の側近が悠仁さまに冠をかぶせました。

悠仁さまは両陛下や秋篠宮ご夫妻の前に進み、「成年皇族としての自覚を持ち、そのつとめを果たしてまいりたいと存じます」などとお礼や決意のことばを述べられました。

成年式の4つの儀式は6日で終わり、夜には都内のホテルを会場に、秋篠宮ご夫妻主催で、悠仁さまの成年を祝う私的な祝宴が開かれ、両陛下や上皇ご夫妻、それに皇族方が出席されたほか、親族も出席しました。

祝宴では記念に、銀製や磁器製の「ボンボニエール」という菓子の容器が配られました。

表面には秋篠宮家のご紋や悠仁さまのお印の高野槇、それに研究されてきたトンボなどがあしらわれています。

成年式に伴う行事は今月10日にかけて続き、悠仁さまは伊勢神宮の参拝のため7日、三重県に入られます。

このほか、天皇陵への参拝や、お祝いの昼食会も予定されています。