大相撲名古屋場所は14日目。25日まで2敗でトップに並んでいた平幕の2人は、琴勝峰が、関脇の霧島に勝ち、安青錦が、新入幕の草野に敗れて、琴勝峰が単独のトップに立ちました。 【NHKプラスで配信】ニュース7 スポーツコーナー配信期限 :8/2(土) 午後7:30 まで↓↓↓こちらで見られます↓↓↓ 【NHKプラスで配信】ニュース7 スポーツコーナー <きょうの一番> 草野勝って3敗並ぶ 十両を2場所連続で制して新入幕を果たした草野。幕内でも力を発揮して星の差1つでリードしていた相手を破り優勝争いに踏みとどまりました。 新入幕の草野は、13日目を終えて、トップの安青錦と琴勝峰を星の差1つの3敗で追いかけて14日目を迎えました。 26日の相手の安青錦は低い姿勢を徹底する相撲が持ち味です。草野は取組前に「頭を付けられたらダメなのでまずは起こすか、崩すかしたい」と話していたとおり立ち合いで激しい突きで安青錦の上体を起こすと、左上手を先に取って間髪入れずに上手投げで相手の体勢を崩し、そのまま「寄り切り」で勝って3敗で並んで優勝争いにとどまりました。 取組後、草野は「朝、師匠から『止まるな』と言われたので止まらず相撲を取った。張って差そうかと考えたが張り差しだと自分の上体が高くなってしまうので、1回かまして突き起こした。相手の上体が上がらないと思ったが、突き放したところで張って差そうというのが頭にあった」と振り返りました。 師匠の伊勢ヶ濱親方は「突っ張ったあと止まらず動いたことが勝利につながった。これだけ活躍するとは思っていなかった」と期待を上回る活躍に驚いている様子でした。 名古屋場所は14日目を終えて平幕の琴勝峰が2敗を守り、3敗で安青錦と草野が追う展開となりました。草野の新入幕優勝となれば去年の春場所で、同じ部屋で日大の先輩でもある尊富士以来、史上3人目の快挙となります。「優勝争いは考えず最後まで自分の相撲を取りきりたい」と草野。まずは自分の一番に集中してあすの千秋楽に臨みます。 中入り後の勝敗 ▽十両の錦木に新入幕の琴栄峰は、琴栄峰が「押し出し」で勝ちました。 ▽英乃海に嘉陽、は嘉陽が「はたき込み」 ▽御嶽海に美ノ海は、美ノ海が「押し出し」…