日本維新の会は、今月8日に離党届を提出した阿部弘樹衆議院議員、斉木武志衆議院議員、守島正衆議院議員の3人を17日付けで除名処分にしました。

日本維新の会の阿部弘樹衆議院議員、斉木武志衆議院議員、守島正衆議院議員は党が目指す政策や運営のしかたなどに不満があり、3人で新たな会派の結成を目指したいとして今月8日に離党届を提出しました。

これを受けて維新の会は17日、オンラインで開いた常任役員会で対応を協議し、3人は党員であるにもかかわらず、記者会見で執行部の批判を行い、党の名誉を傷つけ、規律を乱したとして、17日付けで除名処分にしました。

今後3人に対して議員辞職を求めていくとしています。

これにより、日本維新の会に所属する国会議員は衆参あわせて53人となりました。

中司幹事長は記者会見で「このような結果になり非常に残念だ。党の役員を刷新した直後で、挙党一致で再建を図っていく時期だったので、大変深刻な問題で重く受け止めている。2度とこのようなことがないよう党内の融和を図っていきたい」と述べました。