石川県七尾市で12日の朝早く、国道が崩れて車3台が転落し、3人が病院に搬送されましたが、いずれも意識はあるということです。警察は大雨の影響で道路が崩れたとみて詳しい状況を調べています。

警察によりますと12日午前5時前、七尾市中島町の国道249号で「車が横転した」と車を運転していた男性から通報がありました。

警察が駆けつけたところ、片側1車線の道路が長さ10メートル以上にわたって崩れ、車3台が転落していたということです。

車にはそれぞれ1人が乗っていて3人が救助され病院に搬送されましたが、いずれも意識はあるということです。

石川県によりますと国道249号は現場付近のおよそ2キロの区間で通行止めとなっています。

警察は大雨の影響で道路が崩れたとみて詳しい状況を調べています。

七尾市では今月9日の夜の降り始めから12日午前7時までに130.5ミリの雨を観測していて、土砂災害の危険性が高まっているとして「土砂災害警戒情報」が出されています。

道路寸断されている様子

こちらは国道が崩れた現場で石川県の職員が午前6時半ごろに撮影した写真です。片側1車線の道路がいずれの車線も崩れていて、道路が寸断されている様子が確認できます。