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ウクライナ東部ドネツク州の集落にロシア軍による攻撃があり、年金を受け取りに集まっていた人たちが巻き込まれ、これまでに24人が死亡しました。ウクライナのゼレンスキー大統領は、国際社会がロシアに対して新たな制裁を科すべきだと訴えました。

ウクライナ非常事態庁は9日、東部ドネツク州の集落にロシア軍による空爆があり、これまでに24人が死亡し、19人がけがをしたと発表しました。

ドネツク州の知事やクリメンコ内相によりますと、ロシア軍は誘導爆弾を使用し、郵便局の車に年金を受け取りに来た人たちが巻き込まれたということです。

内務省や非常事態庁がSNSで公表した写真には、攻撃で損傷した郵便局の車が写っています。

攻撃があった集落はドネツク州の都市スロビャンシクなどにも近く、ウクライナメディアによりますと、戦闘が行われている前線からおよそ8キロの場所にあるということです。

ウクライナでは、今月7日朝にかけて、ひと晩では最大規模とされるロシア軍の無人機などによる攻撃を受け、首都キーウの中心部にある政府の庁舎や各地の住宅などに被害があり死傷者も出ました。

ウクライナのゼレンスキー大統領は9日、SNSで「新たな制裁がなければ、戦争を終わらせようとするあらゆる取り組みや外交は進展しない」として、国際社会がロシアに対して新たな制裁を科すべきだと訴えました。

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