北海道 福島町 ヒグマに襲われ男性死亡 専門家が現場で調査 2025年7月14日 19時04分 クマ被害 北海道福島町でヒグマに襲われた男性が死亡したことを受け、14日、クマの生態に詳しい専門家が現場を訪れ、ヒグマの特定に必要な体毛や体液などが残っていないか調査しました。 12日、福島町三岳でヒグマに襲われた新聞配達員の52歳の男性が茂みの中で倒れ死亡しているのが見つかりました。 14日は北海道立総合研究機構でクマの生態を研究する専門家などが現場を訪れ、男性を襲ったヒグマを特定するためのDNAの採取に必要な体毛や体液などが残っていないか、1時間ほどかけて調査しました。 このあと専門家は、現場からおよそ400メートル離れたところにあり、14日に生ゴミが荒らされていたことが分かったスーパーマーケットも調査したということです。 道立総合研究機構では、体毛などの痕跡が十分集められた場合には、男性を襲ったヒグマの個体を特定することにしていて、今後、駆除されたり捕獲されたりする個体が男性を襲ったヒグマと一致するか調べたいとしています。 道ヒグマ対策室の橋本和彦主幹は「クマがどういう行動をとったかということも含めて情報を整理して、専門的な知見から作業していく」と話しています。 ヒグマ被害か 近くのスーパーで生ゴミ散乱 14日午前7時ごろ、福島町三岳にあるスーパーの大型のゴミ置き場のまわりで生ゴミが散乱しているのを、出勤した従業員が見つけました。 スーパーは12日にヒグマに襲われて死亡した男性が見つかった現場からおよそ400メートル北にあり、警察や店などによりますと、ゴミ置き場の扉が大きく壊れていたほか、周辺にはヒグマのものとみられる足跡や茶色い毛があったということです。 店の関係者が13日午後8時ごろに確認したときには異常はなかったということで、警察は、13日夜から14日朝にかけてヒグマが荒らしたとみて、引き続き24時間態勢で町内を警戒しています。 福島町には道の「ヒグマ警報」が出されていて、町などは、ゴミを屋外に放置しないことや、ヒグマが活動する早朝や夕暮れ時などは特に気をつけるよう呼びかけています。 一方、被害を受けたスーパーでは、客や従業員の安全を確保するため、14日から当面は閉店時間を1時間早めるなどの対応をとっているということです。…