31日午後、沖縄県恩納村の沖合でダイビングをしていた20代の台湾の男性2人が、水深およそ30メートル付近にある洞窟で行方不明となり、その後、救助されて病院に搬送されましたが、いずれも死亡が確認されました。

沖縄県にある名護海上保安署によりますと、31日午後3時すぎ、恩納村にある万座ビーチの北およそ800メートルの沖合で「ダイビング中の2人が行方不明になっている」とダイビング船の船長から第11管区海上保安本部に通報がありました。

2人は、通報からおよそ2時間半後に、水深およそ30メートル付近にある洞窟内にいたところを救助され、意識不明の状態で病院に搬送されましたが、いずれも死亡が確認されました。

亡くなったのは、家族や友人と観光で訪れていた28歳の台湾の男性と、ダイビングのインストラクターで沖縄県内に住む24歳の台湾の男性で、当時は、あわせて5人で、この日3回目のダイビングを行っていたということです。

海上保安署が詳しい状況を調べています。