フィリピンの首都マニラの路上で今月15日、日本人の男性2人が殺害された事件で地元の警察は、拘束した容疑者が調べに対し、首謀者の日本人からおよそ2300万円の報酬で殺害を依頼されたなどと供述していることを明らかにしました。

この事件は、フィリピンの首都マニラで今月15日の夜、日本人の男性2人がタクシーから降りた直後、拳銃で撃たれて殺害されたものです。

地元の警察は、▽銃撃したとみられる50歳の男と▽タクシーに同乗してツアーガイドをしていたとみられる62歳の男のフィリピン人の兄弟を拘束して捜査を進めていました。

地元の警察は19日の記者会見で、容疑者の1人が首謀者の日本人から900万ペソ、日本円にしておよそ2300万円の報酬で殺害を依頼されたなどと供述していることを明らかにしました。

ツアーガイドをしていたとみられる容疑者は、日本に住んでいるとみられる首謀者の日本人がフィリピンを訪れた際に運転手を務めていたということです。

また、地元の警察は、現場から逃走した別の容疑者の行方を追っているということです。

一方、容疑者2人の弁護人は「2人は犯罪と関係がなく、無実だ」と主張していました。

殺害された2人と容疑者1人が乗ったとみられるタクシーの運転手は、NHKの取材に対し、「容疑者は誰かを探しているようだった。2人が車から降りた瞬間に銃声が聞こえた」と話していました。