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秋篠宮ご夫妻の長男の悠仁さまは、19歳の誕生日の6日、「成年式」に臨まれます。

悠仁さま成年式 皇室で40年ぶりの儀式を詳しく

皇室で男性皇族の成年式が行われるのは、父親の秋篠宮さまの時以来40年ぶりで、悠仁さまはまず、モーニングコートを着用し、お住まいの宮邸で天皇陛下の使いから冠を受け取る「冠を賜うの儀」に臨まれます。

そのあと午前10時から、皇居・宮殿で、未成年の装束姿の悠仁さまが、天皇陛下から贈られた冠を身につけられる成年式の中心的な儀式「加冠の儀」が行われます。

儀式を終えたあとは成年の装束に着替え、儀装馬車で皇室の祖先などをまつる宮中三殿に移動し、拝礼されます。

午後はえんび服姿となり、宮殿の「正殿松の間」で天皇皇后両陛下にあいさつする「朝見の儀」に臨み、その後「表御座所」に移り、戦後男性皇族の成年式で授けられるのが恒例となっている「大勲位菊花大綬章」という勲章の親授式に臨まれます。

このあと赤坂御用地にある上皇ご夫妻のお住まいを訪ねてあいさつし、夜はお身内を招いて都内のホテルで開かれる、私的な祝宴に出席されます。

悠仁さまの成長を見守ってきた夫妻は

長野県に住むエリック・マクドナルドさんと直子さん夫妻は、秋篠宮ご一家と静養先でハイキングやスキーをともにし、幼いころから悠仁さまの成長を見守ってきました。

秋篠宮ご一家と夫妻の交流は、悠仁さまが小学生の時に始まりました。

知人が経営していたスキーセンターに、秋篠宮ご一家が静養で訪ねられたことがきっかけだったということです。

エリックさんは、悠仁さまの幼いころを振り返り「エネルギーの塊でした。スキーセンターにいたときは、朝一番に出かけたくてしかたがなかったようです。みんなスキーをする悠仁さまに追いつくのに必死で、あまりスキーが得意じゃない皇宮護衛官がたまに転んだりしてすごく楽しかったです」と話していました。

直子さんは「ご興味のあることに関しては非常に深く掘り下げたいと思っていらっしゃる。ふつうはお休みは朝寝坊したいと思いますが、悠仁さまは絶対寝坊せずに自分で起きて、朝食の前にトンボをとりに行かれたりしていました」と話していました。

夫妻はことし3月、悠仁さまが18歳の成年にあたって初めて臨まれた記者会見の直後にも、ことばを交わしています。

エリックさんはそのときのやりとりについて「『すごく自信に満ちて見えたけど、どこからその自信が来たの』と尋ねると、悠仁さまは、『すべて書き出し、何度も何度も繰り返し練習した』とおっしゃっていました。実は内心とても緊張していたのだそうです」と振り返っていました。

成年式へ 素顔の悠仁さま

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