コメの収穫量見込み 生育は「おおむね順調に推移」 農水省 2025年8月29日 19時38分 コメ 農林水産省は、8月15日現在のコメの収穫量の見込みについて、去年を下回るのは4つの県にとどまるとしたうえで、生育は「おおむね順調に推移している」と評価しています。 農林水産省は、毎年8月から12月にかけて都道府県ごとに10アールあたりの収穫量の見込みを公表しています。 それによりますと、▼静岡県が去年を「上回る」、▼山形県や兵庫県など12の府と県が去年を「やや上回る」となったほか、▼新潟県や北海道など29の都道府県が「去年並み」でした。 一方、秋田県や宮城県など4つの県が去年を「やや下回る」と見込んでいます。 農林水産省では、7月以降、猛暑で雨も少なかったことから、一部の地域でイネが枯れる被害がみられているものの、生育時期を通じて全国的に日照時間が長かったため、生育は「おおむね順調に推移している」と評価しています。 一方で、今回の見通しは収穫時期を迎えるまでの気象が平年並みに推移する前提で、猛暑によってコメの品質が低下することなど考慮していない点もあるとして、農林水産省は、今後の状況を注意深く見ていく必要があるとしています。 コメの収穫時期 例年9月後半~10月前半にかけてピーク コメの収穫時期は、全国的には例年9月後半から10月前半にかけてピークを迎えます。 7月下旬ごろから四国や九州を中心に収穫される新米は一般的に「早場米」と呼ばれ、生育期間が短い「わせ」と呼ばれる品種です。 農林水産省によりますと、2024年は8月末までに産地や銘柄を証明する検査を終えた新米は、全体の5.7%にとどまっています。 このため、8月までに出回る新米の量は全体に比べると限定的で、流通量が増えるのは、コメの生産量が多い東北や関東で収穫が本格化する9月以降になります。 注目されることしのコメの作柄 今後、公表されるコメの作柄は、新米の価格動向に影響を与える可能性があります。…