ポルトガルの首都リスボンで、観光客に人気のケーブルカーが脱線して大破する事故があり、地元当局は、15人が死亡、18人がけがをしていると明らかにしました。

ポルトガルの地元当局やメディアなどによりますと、首都リスボンの中心部で3日、ケーブルカーが脱線する事故がありました。

現地からの映像ではケーブルカーの車両が急な坂の途中の建物の脇で大破していて、原形をとどめていません。

地元のメディアは目撃者の話として「坂の上のほうにあった車両がブレーキがきかずに制御不能となり、建物に衝突した」などと伝えています。

この事故で、15人が死亡し、18人がけがをしたということです。

事故に巻き込まれた人たちの中には外国人も含まれているということですが、詳細は明らかになっていません。

ケーブルカーはリスボンの象徴として知られ、観光客にも多く利用されています。