大相撲秋場所は14日目。1敗を守り単独トップに立った横綱 大の里は大関 琴櫻と対戦します。大の里が勝って2敗で追う横綱 豊昇龍が敗れれば、千秋楽を待たずに大の里の2場所ぶり5回目の優勝が決まります。
秋場所は13日目に大の里が勝って、豊昇龍が敗れたため大の里が1敗で単独トップに立ち、豊昇龍が2敗、3敗で小結の安青錦と平幕の隆の勝が追いかける展開です。
27日の取組で大の里が勝って豊昇龍が敗れれば、大の里の横綱としては初めてとなる2場所ぶり5回目の優勝が決まります。
大の里は14日目、大関 琴櫻と対戦します。過去は大の里が6勝4敗で勝ち越しています。
大の里は今場所続けている持ち味の馬力で前に出る相撲を貫けば優位は揺るぎません。
琴櫻としては26日の豊昇龍を破った一番のように横綱を組み止めたうえで、まわしを取る展開から勝機を探りたいところです。
琴櫻に敗れて2連敗となった豊昇龍は、7敗と黒星が先行する関脇 若隆景と対戦します。
豊昇龍は連敗の悪い流れを断ち切って、持ち味の鋭い立ち合いを取り戻し、優勝の可能性を残して千秋楽につなげたいところです。
対する若隆景は、勝ち越しに向けてあとがなくなった状況のなかで、原点の低い体勢から先手を取って攻めることができれば勝機が出てきます。
このほか、3敗勢では小結 安青錦が平幕の平戸海と、平幕の隆の勝が関脇 霧島と対戦します。