大手牛丼チェーンの「すき家」は9月4日から牛丼などを値下げすると発表しました。値下げは11年ぶりで、物価高が続く中、来店客の増加につなげたいとしています。

発表によりますと、すき家は9月4日から牛丼や牛皿のうち多くのメニューを10円から40円値下げします。

このうち牛丼は税込みで、並盛が480円から450円に、大盛が680円から650円にそれぞれ30円値下げされます。

値下げは2014年以来、11年ぶりだということです。

会社では長引く物価高で実質賃金のマイナスが続く中、より手ごろな価格で商品を提供することで来店客の増加につなげたいとしています。

すき家をめぐっては、ことし3月、商品への異物混入が明らかになって以降、来店客の数が去年の同じ月を下回る状況が続いていて、客数の回復が課題になっています。