能登半島地震の被災地で線状降水帯が発生し石川県内で19人が死亡した豪雨災害から、21日で1年です。能登地方では、二重に被災した住民の生活再建や急激に進む人口減少などへの対応が課題となっています。

去年の9月21日、石川県能登地方で線状降水帯が発生し、輪島市や珠洲市などで川の氾濫や土砂災害が相次ぎました。

石川県によりますと、この豪雨災害では、災害関連死の3人を含む19人が亡くなったほか、住宅およそ1900棟が全壊や半壊などの被害を受けました。

去年元日の能登半島地震に続く大規模な災害となり、能登地方では、この「二重被災」によって多重の債務に苦しむ事業者や住民も少なくありません。

また、県によりますと、被害が集中した奥能登地域の推計人口はこの1年間で3000人余り、率にしておよそ6%減少し、珠洲市では8月、初めて1万人を下回りました。

地元の自治体は国や県などの支援を受けて地域の再建を進めていますが、高齢化や人手不足などが深刻化しています。

豪雨災害から1年が経過する中、二重に被災した能登地方では住民の生活やなりわいの再建のほか、急激に進む人口減少などへの対応が課題となっています。