鹿児島 トカラ列島近海 活発な地震活動続く 当面は注意を
トカラ列島近海では活発な地震活動が続き、鹿児島県十島村では震度1以上の揺れを観測する地震が2000回を超えています。気象庁は当面、最大震度6弱程度の地震に注意するよう呼びかけています。
鹿児島県のトカラ列島の悪石島や小宝島付近では、先月21日から地震活動が活発になり、今月3日には悪石島で最大震度6弱の揺れを観測しています。
悪石島では今月6日には震度5強の揺れを観測する地震が2回発生し、その後も震度5弱の揺れを観測する地震がありました。
トカラ列島近海では先月21日以降、震度1以上の揺れを観測した地震が15日午前4時までに2046回に達するなど活発な地震活動が続いています。
ここ数日では13日が83回、14日が39回、15日は午前4時までに2回となっています。
トカラ列島近海では、おととしや4年前にも活発な地震活動がありましたが、今回の地震の回数は過去のケースを大きく上回っています。
気象庁は震源が浅く、観測点に近いと震度が大きくなるとして、当面、最大震度6弱程度の地震に注意するよう呼びかけています。