関税措置 赤澤経済再生相 米財務長官と交渉開始

関税

アメリカの関税措置をめぐり、赤澤経済再生担当大臣は訪問先のワシントンでベッセント財務長官との閣僚交渉に臨んでいるものとみられます。トランプ大統領が日本からの輸入品に25%の関税を課すとしている期日が迫る中、交渉を進展させられるかが焦点となります。

アメリカ・トランプ政権の関税措置をめぐり、赤澤経済再生担当大臣は日本時間の午前4時20分ごろアメリカ財務省に入り、ベッセント財務長官との閣僚交渉に臨んでいるものとみられます。

この中では日本からの巨額の投資やアメリカ製品の輸入拡大などによって、アメリカの貿易赤字を削減していくとする日本側の提案について意見を交わし、日米双方の利益となる合意の実現に向けて歩み寄れる接点を探っているものとみられます。

赤澤大臣は22日はラトニック商務長官と会談し、合意できる着地点を探す努力を精力的に続けていくことで一致しています。

トランプ大統領が日本からの輸入品に対して25%の関税を課すとしている期日が来月1日に迫る中、交渉を進展させられるかが焦点となります。