西武 暑さ対策で北海道で夏キャンプ プロ野球では異例 | NHK

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西武 暑さ対策で北海道で夏キャンプ プロ野球では異例

#プロ野球

連日、危険な暑さが各地で続く中、プロ野球の西武は、暑さ対策をしながら若手選手の練習量を確保しようと、今シーズンからプロ野球では異例となる北海道での夏のキャンプを始め、4日、その様子が公開されました。

西武の夏のキャンプは、北海道美唄市で今月1日から行われていて、新人や育成選手が主体となる3軍のおよそ20人が参加しています。

本拠地がある埼玉県所沢市は、この時期、最高気温が35度以上の猛暑日になる日もあります。

球団は、熱中症対策のため、一定の暑さ指数を超えると選手の個別練習を行わないことにしていて、夏の時期に若手選手の練習量を確保することが課題となっていました。

美唄市は、8月の最高気温の平年値が26度余りと所沢市より5度低く、夏の時期でも涼しい環境で体力作りや技術の基礎固めを行うことができます。

4日はキャンプの様子が報道陣に公開されました。

練習は、連日午前9時にスタートし、全体練習のあとは夕方まで個別練習も行われ、メインのグラウンドではことしドラフト1位で入団した齋藤大翔選手などが、ティーバッティングやノックなど基礎的な練習を繰り返して、技術を磨いていました。

プロ野球のキャンプは、開幕に備えて12球団が2月に行うほか、シーズン終了後の秋に行われるのが一般的で、シーズン中の夏場に本拠地を離れて行うのは異例の取り組みです。

西武の夏のキャンプは今月12日まで行われる予定で、潮崎哲也シニアアドバイザーは「非常にいい気候で、十分に追い込んだ練習ができるので今のところ非常に満足している。地道に若手を育成していくのが常勝軍団を作る近道だと思っていて、西武ライオンズはそちらに切り替えている。これが第一歩になるようにしたい」と話していました。

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