臨時国会召集 参院選の初当選議員ら次々と登院 何を語った? | NHK

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7月の参議院選挙のあと初めての国会となる第218臨時国会は、1日召集され、初めて当選した議員や、再選を果たした議員らが、小雨が降る中、開門を待ちました。

そして、午前8時に正門が開かれると、議員らは国会議事堂に一礼するなどして次々と登院しました。

ふだんは閉じられている国会の中央玄関から入り、出欠を示す登院表示盤にある自分の名前のボタンを押し、写真の撮影などを行っていました。

7月の参議院選挙では、3年前の前回の選挙よりも20人多い、62人の新人が当選しました。

【初当選の議員たちは】

自民 鈴木大地氏 “日本を元気にしたい”

ソウルオリンピックの競泳の金メダリストで東京選挙区で初当選した自民党の鈴木大地参議院議員は記者団に対し「身が引き締まる思いで、しっかり国民のため都民のために働き、日本を元気にしていきたい。医療費や社会保険料の適正化に取り組んでいきたい」と述べました。また「自民党にとっては逆風の選挙戦だったが、新人として新しい風を吹かせてほしいという要望を受けたと思っている。58年間、違う世界にいたことを生かしていけるような活動をしていきたい」と述べました。

自民 若井氏 “地方創生で日本全体を持続可能に”

岐阜選挙区で初当選した自民党の若井敦子参議院議員は記者団に対し「いよいよここから新たなスターを切るんだなと、みなぎるものがこみ上げてきた。地方創生で日本全体を持続可能な国にしていくことをずっと公約に掲げてきたので、どうやって地方からイノベーションを起こしていくかを、ほかの議員と知恵を出し合いながらやっていきたい」と述べました。

立民 山内氏 “農業政策に取り組む”

宮崎選挙区で初当選した立憲民主党の山内佳菜子参議院議員は記者団に対し「今の政治が国民の命と暮らしにしっかりとまなざしを向けているのかということに、国民が怒りや不信を抱き、今回の選挙結果につながっている。命と暮らしにまなざしを向ける第一歩は物価高対策であり、農業県の宮崎の選出だからこそ、農業政策に取り組まなければならない」と述べました。

維新 佐々木氏 “粘り強くしっかり質疑し政策実現したい”

大阪選挙区で初当選した日本維新の会の佐々木理江参議院議員は記者団に対し「すごく緊張しているが、大阪の皆さんに60万以上の票をいただいたので、皆さんの気持ちを裏切ることがないようにしていきたい。党としては社会保険料を引き下げる改革、私としては公教育の質を上げていくことを一貫して訴えたので、野党として粘り強くしっかりと質疑し、政策実現をしていきたい」と述べました。

国民 庭田氏 “新しい風をおこしていきたい”

富山選挙区で初当選した国民民主党の庭田幸恵参議院議員は記者団に対し「非常に肩に重圧がある重い一歩だ。富山県民の皆さんに逆転の夏を実現して国政・国会に送っていただいた。日本の平和と繁栄のためにさらに気持ちを引き締めて、生活者目線、働く皆さんの目線でしっかりと仕事をしていく。古い慣習や政治の世界の常識にとらわれることなく、新しい風をおこしていきたい」と述べました。

公明 川村氏 “医療提供体制の安定を”

東京選挙区で初当選した公明党の川村雄大参議院議員は「医師として命の現場の最前線で働いていたが、日本の医療提供体制が大きな危機にひんしていると感じていた。なんとか安定した体制を構築していきたい。また、子育てをしている1人として現役世代の声をしっかり形にしていきたい」と述べました。

参政 塩入氏 “できるかぎり早く国民負担を軽減させたい”

東京選挙区で初当選した参政党の塩入清香参議院議員は記者団に対し「経済成長こそが最大の物価高対策であり、物価高を恐れなくて済むような経済成長をすることが非常に大事だ。早く実現したいのは消費税の廃止であり、ほかの党と協力体制を築いて、できるかぎり早く国民の負担を軽減させたい」と述べました。

れいわ 伊勢崎氏 “ガザ地区や日米関係の問題解決したい”

比例代表で初当選したれいわ新選組の伊勢崎賢治参議院議員は記者団に対し「やりたいことの筆頭はパレスチナのガザ地区や日米関係の問題解決だ。議員になる前から学者としていろいろなことをやってきたが、それを政治家として法案を通すことや国際条約に批准させることを通じて実現させたい」と述べました。

共産 白川氏 “命を守る政治を行い医療制度の改悪阻止したい”

比例代表で初当選した共産党の白川容子参議院議員は記者団に対し「命と暮らしを守ってほしいという声として送り出してもらい身が引き締まる思いだ。病院職員としての経験を踏まえ命を守る政治を行い、医療制度の改悪を阻止していきたい。託された思いや当選に届かなかった仲間の気持ちもしっかり受け止めて頑張っていきたい」と述べました。

保守 北村氏 “世論を味方につけることが必要”

比例代表で個人名票を97万5000票余りと最も多く獲得して初当選した日本保守党の北村晴男参議院議員は記者団に対し「弁護士の仕事は裁判官を味方につける必要があるが、国会の仕事は世論を味方につけることが必要だ。そのために説得力がある主張を世の中に発信して国民の皆さんに判断してもらいたい。スパイ防止法の制定のほか、必要があれば外国人問題に関する法整備を行いたい」と述べました。

保守 百田氏 “日本を支え救いたい”

比例代表で初当選した日本保守党の百田代表は記者団に対し「日本は戦後最大の危機にあり、この10年のかじ取りを間違ったら確実に沈む。日本が沈まず壊れないよう少しでも支え救いたい。国民の生活を立て直すためまずは減税、そして、のほうずな外国人政策などを大きく是正したい」と述べました。

社民 ラサール石井氏 “気持ちが明るくなる社会作りたい”

比例代表で初当選した社民党のラサール石井参議院議員は小さなランドセルを携えて初登院し「1年生なので皆さんが記事にしやすいように持ってきた。私は年も年だし芸能界も長いが、新たなところに踏み込んでいって皆さんに少し勇気を与えたい思いだ」と述べました。そして「庶民の生活が少しでもよくなり、お金のことをあまり心配せずに気持ちが明るくなるような社会を作っていきたい」と述べました。

みらい 安野氏 “スタートアップ政党として風穴を開けたい”

比例代表で初当選した「チームみらい」の安野党首は記者団に対し「『スタートアップ政党』としていろいろな刺激を与え、風穴を開けていきたい。永田町のしがらみに縛られる理由はないので、よいものは吸収して継承しつつ、時代に合わせて変えるべきところは変えたほうがよいと言っていく。与党、野党含め考えが近しい方はいると思うので、しっかり連携していきたい」と述べました。

無所属 泉氏 “国民負担軽減し減税行うのが責任”

兵庫選挙区で無所属で初当選した泉房穂参議院議員は記者団に対し「新しい政治の流れを作っていきたい。国民の生活が苦しくなり続けているのは、国の政治家が仕事をしないからで、ちゃんと国民のために働く国会にしたい。国民負担を軽減し減税を行うのが責任なのでしっかり実現していきたい」と述べました。

無所属 尾辻氏 “父が築いたものは重いが私は私らしく”

鹿児島選挙区で無所属で初当選した尾辻朋実参議院議員は記者団に対し「鹿児島県民にいただいた6年間という時間を大切にきょうから過ごさなければならないという思いだ。特に地方では、物価高に追いつくだけの賃上げの余力が中小企業に無い状況なので、できるだけ早く賃上げを進めていきたい」と述べました。また、父親の尾辻 前参議院議長について問われたのに対し「父が築いてきたものは重いので、それを汚さないようにと思うが、あまり考えると身構えてしまうので私は私らしくいこうと思う」と述べました。

【初当選以外の議員たちは】

自民 鈴木宗男氏 “初心にかえり6年責任果たしたい”

比例代表で当選した自民党の鈴木宗男参議院議員は国会内でNHKの取材に対し「40年以上前に初めて国会に登院したときを思い出しながら、初心にかえって、しっかりこの6年、責任を果たしていきたい。北方領土問題の解決やロシアとの平和条約の締結、未来志向の日ロ関係の構築に努めていきたい」と述べました。

立民 蓮舫氏 “弱者の声を丁寧に拾っていきたい”

立憲民主党の蓮舫参議院議員は記者団に対し「初心にかえってまた頑張ろうという思いだ。1年間充電をさせてもらっていろいろな人たちの声を直接聞いてきたが、弱い方たちの声は国政には届きにくいことを改めて痛感したので、そういった声を丁寧に拾っていきたい」と述べました。そして「専門分野の行政改革、特に税金の使われ方といった行政監視には力を入れていきたい。また、選択的夫婦別姓をはじめとした多様性を認める多文化共生社会のために頑張りたい」と述べました。

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