維新 岩谷幹事長ら複数の幹部が役職辞任の意向伝える

参議院選挙

日本維新の会の岩谷幹事長ら複数の幹部は、参議院選挙で議席の獲得目標は達したものの、比例代表の得票数を大幅に減らしたことなどの責任を取りたいとして、4日夜、役職を辞任する意向を吉村代表に伝えました。

先月の参議院選挙で日本維新の会は、目標を超える7議席を獲得したものの、選挙区では関西以外で議席を獲得できず、比例代表の得票数は前回、3年前の選挙の半数余りにとどまり、先週、開かれた党の両院議員総会では執行部の責任を問う声が相次ぎました。

これを受けて4日夜、党の幹部会合がオンラインで開かれました。

関係者によりますと、会合では岩谷幹事長や阿部総務会長ら複数の幹部が、選挙結果の責任を取りたいとして役職を辞任する意向を吉村代表に伝えたということです。

今回の選挙結果を受けて、維新の会ではすでに前原共同代表が吉村代表に自身の進退を一任する意向を伝えていて、今後、吉村氏が対応を検討するものとみられます。