アメリカ南部で発生した洪水ではこれまでに43人の死亡が確認され、サマーキャンプに参加していた子どもなど20人以上の行方が分からなくなっています。

アメリカ南部テキサス州のグアダルーペ川周辺では4日、記録的な大雨による大規模な洪水が発生しました。

地元当局は5日、これまでに43人の死亡が確認され、このうち15人が子どもであることを明らかにしました。

また、川沿いにある施設でサマーキャンプに参加していた子どもたちなど20人以上の行方が分からなくなっていると地元メディアは、伝えています。

未明から早朝にかけての大雨で川の水位が急激に上昇し、就寝中の多くの人が逃げ遅れたとみられています。

地元当局は行方が分からない人はほかの地域にもいる可能性があるとして、範囲を拡大して捜索を続けています。