「エンターテイナー」を名乗り、SNSで私的な情報を暴露すると言い現金を脅し取ったなどとして逮捕された容疑者について、警視庁は週刊誌の記事を発売前にSNSに投稿し、出版社の著作権を侵害した疑いなどで9日再逮捕しました。 再逮捕されたのは、SNS上で「エンターテイナー折原」と名乗って活動する東優樹容疑者(29)で、ほかに自称、芸能ライターの山本武彦容疑者(52)も新たに逮捕されました。 警視庁によりますと、東容疑者は去年7月、東京 千代田区の出版社が発行する週刊誌の特集記事6ページ分のデータを発売前に旧ツイッターのXに投稿し、出版社の著作権を侵害した疑いが持たれています。 また、投稿の削除を求めた出版社の前で山本容疑者とともに拡声機を使って「編集長が出てこないなら、記者の情報を出す。自宅に行く」などと叫んで出版社の業務を妨害した疑いも持たれています。 東容疑者は、SNS上にタレントや著名人の“疑惑”などを投稿してフォロワーや閲覧数を増やすいわゆる“暴露系”の発信者として活動していて、投稿の削除と引き換えに現金を脅し取った疑いなどで逮捕されていました。 警視庁は2人の認否を明らかにしていません。